マンションの賃料は月給の3分の1くらいというのが目安です。月給の3分の1を超えると生活が苦しくなってしまうと言われることが多いです。これは目安としては適したものだと言えるでしょう。しかし、必ずしも正しいとは言えません。
収入や生活費は人によって異なりますから、3分の1でも負担が大きい人もいますし、3分の1くらいなら全然余裕があるという人もいるでしょうから、それぞれのケースで考えていかなければなりません。基本的には確実にもらえる収入をベースにして考えるべきです。その収入の中から生活費を差し引けば、賃料としてどれくらい支払うことができるのかがわかるはずです。では、なぜマンションの賃料は月給の3分の1と言われるのかというと、大家さんがこのように考えていることが多いからです。
マンションに入居の申し込みをすると、大家さんが入居審査を行います。その際に、収入の低い人なら審査に通さないのが普通です。賃料の支払いが滞ってしまうと行ったことも想定されますから、一定の基準を定めて審査を行うことが多いのです。その際に目安となるのが月給の3分の1であるケースが多いようです。
このような事情がありますから、賃料に回すことのできる資金がたくさんあったとしても、月給の3分の1までに抑えておいたほうが良いと考えられます。マンションを探すときには、まずこれを目安にして絞り込んでいくと、スムーズにマンション探しができます。